ニッセイ ギアモータ・減速機 総合カタログ

GTRギアモータ・減速機 総合カタログ(デジタルカタログ版)です。


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インダクションギアモータG/G3タイプ平行軸H/H2タイプ直交軸F/FAタイプ中空軸・中実軸F2/F3タイプ同心中空軸・同心中実軸技術資料オプション選定例スピードコントロールギアモータ用途…………………コンベア(軽い衝撃負荷)コンベア速度………2~10m/min運搬物質量…………20kg連結方式……………チェーン(軸の中央に位置する)稼働時間……………12時間/日起動停止回数………10回/日電源周波数…………60Hz地域摩擦係数……………0.2と仮定する。スプロケット(2)PCDφ1503kg/個スプロケット(1)φ50V=2~10m/minM=20kgチェーン(1)φ50チェーン(2)5kg当社ホームページ計算選定ツールをご利用ください。(https://sentei.nissei-gtr.co.jp/calculation)使用条件・シリーズを入力すると、WEB上で容量計算が可能です。選定の手順①減速比の決定減速比(i)の決定チェーン(1)、スプロケット(1)、その他の条件は計算に含まないものとする。選定例コンベア軸必要回転速度=~2×1000150×π10×1000150×π=4.2~21.2r/min減速機軸必要回転速度も4.2~21.2r/minとなります。大きい方の回転速度、21.2r/minを用いて減速比iを計算します。317ギアモータ機種構成表より、i=より小さくて、一番近い減速比i=を採用します。016i=出力軸必要回転速度1550仮定)i=21.21550※≒173(※50Hz時は“1300”とします。)1502×1000=4.6N・mTL=9.8×(20+3×2+5)×0.2×サービスファクタ(Sf)により実負荷トルク(TL)を補正するTLE=4.6×1.25≒5.8N・m016TLE≦TAとなる機種を選ぶと負荷トルクT=5.8N・mおよび減速比i=よりGLP-12-60-S25GLP-15-60-S40またはGLP-15-60-S60を選ぶ。モータ軸回転速度を計算すると、最高回転速度21.2×60=1272r/min最低回転速度4.2×60=252r/minトルク負荷率が使用限界線の下側にくることを確認する。[図-1]GLP-12-60-S25:×100=87%(ℓ1)5.86.665.810.85.816.7GLP-15-60-S40:×100=54%(ℓ2)GLP-15-60-S60:×100=35%(ℓ3)以上より、GLP-15-60-S60を選定します。ℓ1ℓ2252r/min1,272r/min0505001000回転速度〔r/min〕150051820015010050トルク〔%〕②トルクの検討実負荷トルク(TL)の算出サービスファクタ(Sf)P.522[表-1]による等価出力トルク(TLE)の算出TLE=TL×Sf性能表よりTLE≦出力軸許容トルク(TA)を選ぶ[図-1]50Hz60Hz使用限界線トルク負荷率


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