ニッセイ ギアモータ・減速機 総合カタログ

GTRギアモータ・減速機 総合カタログ(デジタルカタログ版)です。


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インダクションギアモータオプション技術資料F2/F3タイプ同心中空軸・同心中実軸F/FAタイプ中空軸・中実軸H/H2タイプ直交軸G/G3タイプ平行軸■ブレーキのギャップ値ブレーキを長時間使用しますと、ギャップが大きくなり、ブレーキの解放ができなくなります。定期的(約1年間または使用間隔100万回~150万回)にギャップの調整を行ってください。MINIシリーズモータ容量吸引可能ギャップ15W〜90Wg:0.8以下g:0.4適正ギャップMIDシリーズ(三相)モータ容量三相0.1kW三相0.2kW三相0.4kW三相0.75kW三相1.5kW三相2.2kW初期0.05~0.250.05~0.250.05~0.250.05~0.250.05~0.250.05~0.35MIDシリーズ(単相)モータ容量単相0.1kW単相0.2kW単相0.4kWg:2.3以下g:2.4以下[表-1]ギャップ(mm)限界調整可能推奨締付トルク[N・m]皿ねじサイズ0.40.40.40.450.550.550.30.30.350.40.50.52.1~2.32.1~2.32.1~2.32.1~2.36.9~7.66.9~7.6M4M4M4M4M6M6吸引可能ギャップ適正ギャップ[表-2]g:1.9±0.1g:2.0±0.1■ブレーキのギャップの点検と調整MINIシリーズMIDシリーズ(単相)ブレーキを長時間使用いたしますと、摩擦板が摩耗しギャップ〔g〕が徐々に大きくなります。ギャップ〔g〕が吸引可能ギャップより広がりますと、マグネットを励磁してもアーマチュアの吸引が困難となりブレーキの解放ができなくなります。その後も使用を続けますと、ブレーキが効いたままモータを回すことになりますので、ブレーキやモータの異常発熱を起こしブレーキ付ギアモータの機能を低下させます。本機を安全に使用していただくために定期的(約1年ごとまたはブレーキ使用回数100~150万回ごと)にギャップの点検または調整を行ってください。MIDシリーズ(三相)ブレーキを長時間使用してディスクが摩耗し、マグネットASSYと、アーマチュア間のギャップが、上記[表-1]のギャップ限界値を超えると、動作不良または解放不能となりますのでご注意ください。ギャップ量の点検と調整方法については、詳細取扱説明書をご参照ください。なお、ギャップ調整は1回のみです。ギャップ調整後、再度ギャップ限界を超えた場合はブレーキの交換が必要となりますので、最寄りの当社営業所またはCSセンターまでお問い合わせください。539


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