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付録索引オプション技術資料中空軸の取り付け・取り外しFS・FAS・F2S・F3Sタイプ・AF3Sタイプ・VF3Sタイプ・AFCタイプ被動軸への取り付け・被動軸表面および中空軸内径には、使用環境に合った焼付防止剤(二硫化モリブデン等)を塗布して挿入してください。・中空軸の内径公差はH8で製作しています。均一荷重で衝撃が作用しない場合は、被動軸の公差はh7を推奨します。衝撃荷重がかかる場合や、ラジアル荷重の大きい場合は、はめあいをかたくしてください。・はめあいがかたい場合は、中空軸の端面をプラスチックハンマーで軽くたたいて挿入してください。この際、ケーシングは絶対にたたかないでください。次のような治具を製作していただければ、スムーズに挿入できます。被動軸キー材出力軸(中空軸)スペーサ軸受ナットナットを締めこむことで、出力軸(中空軸)が挿入されます。内径公差H8範囲内径公差H8範囲(スペーサ、ナット、ボルト、キー材、軸受けはお客様でご用意ください。)・被動軸と回り止めキーの長さは、固定側の内径公差H8範囲にかかるようにすることを推奨します。(内径公差H8部の寸法は、P.1182~P.1185の「中空軸部詳細図」のL1に当ります。)・被動軸のフレを軸端で、0.05mm以下になるようにすることを推奨します。運転時にフレが大きくなると製品に悪影響をおよぼす可能性があります。被動軸への固定●被動軸に段差がある場合被動軸C形トメワスペーサボルト注1.ボルトを締め込み過ぎるとC形トメワが変形する可能性がありますのでご注意ください。スペーサとC形トメワによる固定(スペーサ、ボルト、C形トメワはお客様でご用意ください。)1197