>> P.623
インダクションギアモータオプション技術資料F2/F3タイプ同心中空軸・同心中実軸F/FAタイプ中空軸・中実軸H/H2タイプ直交軸G/G3タイプ平行軸623減速機(両軸型)GTRギアモータの減速部を独立させた減速機です。次のような場合にご利用ください。・減速機のみご入用の場合・減速機を特殊モータや電動機以外の原動機で駆動される場合・入力回転速度がモータ定格回転速度と異なる場合入力回転速度と出力軸許容トルクの関係について性能表の出力軸許容トルクは入力回転速度が1500r/minの時の値です。それ以外の回転速度でご使用になる場合は、下図のトルク補正係数を乗じた値が出力軸許容トルクとなります。■減速機・入力回転速度による許容トルク補正係数1.21.00.80.60.4許容トルク補正係数500100015002000250030003600注1.O.H.L.についても上図の許容トルク補正係数を乗じたものが許容値になります。注2.許容慣性モーメントJについては入力回転速度が1800r/min以上でご使用の場合はP.523[表-2]の許容慣性モーメントJの値に(1800/入力r/min)2を乗じた値になります。入力回転速度(r/min)■例機種H2L-32L-40-075を入力回転速度2500r/minで使用する場合、この機種の出力軸許容トルク、入・出力軸許容O.H.L.、出力軸許容慣性モーメントJは以下のようになります。上図より入力回転速度2500r/min時での許容トルク補正係数は0.8となり、出力軸許容トルク=172×0.8=138N・m入力軸許容O.H.L.=392×0.8=314N出力軸許容O.H.L.=3430×0.8=2744Nとなります。また、出力軸許容慣性モーメントJは、0.003×(1800/2500)2×402≒2.5kg・m2となります。